昨日は「天皇の島」から帰還した兵士の方の
講演会を開催。
97歳。お疲れも見せず、3時間みっちり
迫力のあるお話を聞かせていただきました。
守備隊が全滅したことも、日本が戦争に負けたことも
知らずに、いつか援軍が来ると洞窟に立てこもり続けた。
昭和22年4月に武装解除に応じ、故郷の駅に
降り立ったのは深夜。
そこから自宅までの真っ暗な道のりを独りとぼとぼと歩く。
「あのときが一番淋しかったなあ」とポツリ。
こうした方と同じ時代を今生きていることに
気持ちが引き締まりました。
そして今日は平成最後の日。
テレビの特番もすごいねえ。
YouTubeで昭和の終わりの報道番組を見てみたら、
昭和天皇がご危篤とのことで緊迫感がハンパない。
ピリピリしていて、とても今みたいに
なごやかに新しい御代を迎えるなんて雰囲気は皆無。
天皇陛下はこうした過去も十分にお考えになって
生前退位のお気持ちを話されたのでしょう。
しみじみ、しみじみ、感謝。
今夕は平成最後の夜をかみしめよう。
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